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Couchbase Server 1.8 マニュアル
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5.1. Couchbaseでのフェイルオーバー

5.1.1. 自動フェイルオーバー
5.1.2. 自動フェイルオーバーの考慮事項
5.1.3. フェールオーバーの監視

Couchbaseでは、サーバをフェイルオーバーすることは(したがって、以前にそのサーバが"マスタ"であった文書IDについては、レプリカサーバへ負荷を転送します)、手動、自動およびプログラムから行うことができます。

Couchbase内のフェイルオーバーというのは、フェイルオーバーされたノード上でアクティブであったvBucketsのすべてのレプリカvBucketsを直ちにアクティブにするプロセスです。

理想的には、ダウンしているノードだけを、クラスタ内のどこかに有効なレプリカがある場合だけ、フェイルオーバーすべきです。

ノードがダウンしていない場合、ノード削除/リバランス機能を試す必要があります。これによりすべてのデータを削除、再複製し、安全に維持することができます。こちらも参照してください。「リバランス」稼働中のノードをフェイルオーバーすると、フェイルオーバーが行われるときに"不完全"(まだ複製されていないという意味)だったデータは失われるので、少量のデータ消失が発生します。有効なレプリカがない場合、ノードをフェイルオーバーすると、クラスタ内の別のサーバにそれらのvBucketが空の状態でアクティブになる形で、データの消失が発生します。そのデータはまだ回復することができますが、すぐにはできません。