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Couchbase Server 1.8 マニュアル
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9.1 ユースケース
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9.1.1. セッションストア

ユーザのセッション情報は、ドキュメントIDを"user:USERID"のように名前付けして、簡単にCouchbaseに格納できます。Couchbaseの有効期限付きアイテムの機能はCouchbaseが自動的に古いセッションを削除するのに利用できます。(注:有効期限のアルゴリズムは怠け者で、アイテムが再度取得された場合にタイムスタンプをチェックし、期限が切れていた場合は削除されます)

同時並列のWeb要求時に一方のユーザデータが消失することを防ぐために、通常のSET操作に加えて、CAS識別子を利用できます。

また、Ruby on RailsやPHP、そしてPythonなどのさまざまなWebフレームワークはMemcachedプロトコルを利用してセッションデータを保存する仕組みをサポートしています。これらは、Couchbaseにも対応しています。