ユーザアプリケーションが、クライアントライブラリのmc.get("some_key")、mc.delete("some_key")などのアイテムデータAPIを実行する際、クライアントライブラリはキー("some_key")をvBucketIdにハッシュします。クライアントライブラリはまた、(memcachedのバイナリプロトコルに従い)バイナリ要求メッセージをエンコードしなければなりません。その際、そのバイナリ要求メッセージの一部としてvBucketIdを含める必要があります。
Pythonをお使いの方は、この実装例を参考にしてください。
各Couchbaseサーバは要求を処理する際vBucketIdをダブルチェックし、もしクライアントライブラリが間違ったCouchbaseサーバに間違ったvBucketIdを提供した場合は、NOT_MY_VBUCKETエラー応答を返します。このミスマッチは、クラスターの通常運転時にも、特にクラスタがリバランスしている間など、構成を変更している場合に起こりえます。