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Couchbase Serverは分散された、Webアプリケーション向けの情報を格納するために設計された、ドキュメント("NoSQL")データベース管理システムです。Couchbase Serverは主なストレージメカニズムとしてRAMを利用し、非常に高速な作成、保存、更新、および取得操作のサポートを可能とします。
これらの機能は、低レイテンシかつ高スループットなアプリケーションをサポートする高性能な特性が要求されるWebアプリケーション開発用に設計されています。Couchbase Serverは単一のサーバでこれを実現し、クラスタ化機能を利用することで、ほぼ直線的な性能向上をサポートしています。
クラスタコンポーネントは、データとI/O負荷を分散するために複数のサーバ上にデータを分散し、インテリジェントなサーバアクセス用クライアントライブラリを通して、クライアントからクラスタ内の適切なノードへの必要な情報に対する素早いアクセスを可能とします。このインテリジェントな分散によって、Couchbase Serverは負荷やアプリケーション要求の増加に対して、サーバを追加するだけで拡張できる優れたスケーラビリティを提供することができます。
Couchbase Serverのより詳細な説明については、以下のセクションを参照してください。
Couchbase Serverの基本理念と設計目標は、「Couchbase Serverの基本」で説明されています。
Couchbase Serverは、NoSQLデータベースムーブメントの一つです。NoSQLがどんなものかといった背景情報について、Couchbase Serverの機能はどう位置づけられるのかについては、「Couchbase ServerとNoSQL」を参照してください。
Couchbase Serverの各種コンポーネントやシステムに関する情報、基本的な仕組を理解するために必要な概念とアーキテクチャは「アーキテクチャと概念」に記載されています。