Couchbase管理REST APIは、Couchbaseのインストールを制御するための使いやすいインターフェースを提供します。
Couchbase管理REST APIは、Couchbase Serverのデプロイメントを管理する機能を提供します。Couchbase管理REST APIは、Representational State Transfer(REST)の制約(RESTfulなアーキテクチャー)に準拠しています。Couchbase管理REST APIは、Couchbase Serverデプロイメント内のクラスタ、サーバーノード、およびバケットを管理し、かつ実行時の統計情報を取得するために使用されます。
REST
APIは、直接メモリ内またはディスク上のデータを管理するためには使用されません
。キャッシュデータの管理操作(
例えば設定
や取得
)は、クライアントと適切なSDKによって処理されます。Couchbase
SDKを参照してください。
REST APIは、Couchbase Server製品内の多くの異なるシステムを使用、参照しています。詳細はこちらをご覧ください。「キーコンセプト」
REST APIは、多くの基本理念の上に構築されています:
JSONレスポンス
Couchbase管理REST APIは、JavaScript Object Notation(JSON)形式で多くの応答を返します。応答が空の場合もありますが、標準のHTTPコードを返します。詳細については、RFC4627(http://www.ietf.org/rfc/rfc4627.txt)およびwww.json.orgを参照してください。
HTTP基本アクセス認証
Couchbase管理REST APIは、HTTP基本認証を使用しています。ブラウザベースの6章Couchbase管理Webコンソールや、HTTP基本認証7章Couchbaseコマンドラインインタフェースを使用してください。
サーバーノードの汎用性
クラスタ中のサーバーノードはすべて同じ特性を共有し、Couchbase管理REST APIによってなされたどんなリクエストも扱うことができます。あなたがAPIを介してどのサーバーノードと通信するかは重要ではありません。サーバノードは、(特定の情報へのアクセス権の不足により)直接要求を処理できない場合は、適切なサーバーノードにリクエストを転送し、結果を取得し、クライアントに結果が送信されます。