次のネットワークポートは、Couchbase Serverによって使用されており、後述するようにサーバ、データのクライアントと管理クライアントで開いておく必要があります。ファイアウォールの構成は、これらのポート上を通過するトラフィックを許可するように適宜更新する必要があります。Couchbase Serverのポートは、データのクライアントと管理クライアントとの通信や、Couchbaseクラスタ内のノード間のデータ転送のために使用されます。ホスト上の様々なポートへのへのアクセスを明示的に設定することもできます(例えば、Couchbase Serverとそのデータを利用するクライアント間で明示的にポート番号11211を許可するなど)。
表2.1 Couchbase Serverが使用するネットワークポート
ポート | 目的 | Couchbaseサーバ | Couchbaseクライアント | 管理クライアント |
---|---|---|---|---|
8091 | Web管理ポート | はい | いいえ | はい |
11211 | データ・ポート | はい | はい | はい |
11210 | 内部クラスタポート | はい | はい | いいえ |
4369 | Erlangのポートマッパー(empd) | はい | いいえ | いいえ |
21100~21199(の範囲) | ノード間データ交換 | はい | いいえ | いいえ |