Couchbase Server内にはさまざまリソースがあり、これらのリソースは、1つまたは複数のコントローラを持ち、コントローラアイテムで表されるでRESTfulなエンドポイントを持ちます。
プール/クラスタ
プール(またはクラスタ)は、グループ化され、サービスと管理インタフェースを提供している物理リソースの集合です。単一の、デフォルトのプールは、すべてのCouchbase Serverデプロイメントのために存在しています。ノード(サーバーノード)はプールのメンバです。Couchbase Serverはプールの実行時統計情報を収集し、システム全体の各種カウンターと定期的なメトリクスによるプールレベルのデータビューを管理します。Couchbase管理REST APIは、プールの過去の統計を取得できます。
サーバノード
サーバーノードは、プールのメンバーとしてCouchbase Serverを実行する物理マシンまたは仮想マシンです。
データバケット
データバケットは、プール内のリソースの論理グループです。プールとリソース管理をサポートするため、ユーザが意味のあるバケット名を付けられるように、バケットはユーザに対し制約のない名前空間を提供します。また、同じアプリケーションで同じキーが複数の場所で使用できます。
Couchbase Serverはバケットの実行時統計情報を収集し、システム全体の各種カウンターと定期的なメトリクスによるバケットレベルのデータビューを管理します。バケットは、ストレージの種類によって分類されます。バケットは、キャッシュのみあるいは永続化された(同期または非同期のどちらか)ドキュメントストアのような異なる振る舞いを実装することができます。