障害の原因と残りのシステムが処理することになる負荷が判明していない場合、自動的にノードをフェイルオーバすると、問題を引き起こす可能性があります。最善の解決策は、フェイルオーバの要否を判断するためにクラスタを監視することです。監視は人手による監視と外部システムによる監視の2つの形式を取ることができます：

人手による監視：、オペレータが警告に対して、何をすべきか判断を下します。人間は、幅広い観測データや経験を考慮し、状況を最善に解決するユニークな能力があります。多くの利用者は人間の判断なしに行う、自動フェイルオーバーを無効にしています。しかし、それは、企業（大または小）にとって、常に現実解ではありません。

外部システムによる監視：もう一つの選択肢はCouchbase Serverの管理REST APIを利用し、クラスタの監視システムを構築することです。このような外部システムはCouchbaseのスコープ外にあるシステムコンポーネントも考慮することができるので、ノードのフェイルオーバを実行するために最適な立場にあります。たとえば、ネットワークスイッチが故障していて、Couchbaseクラスタが、そのスイッチに依存していることがわかれば、マネジメントシステムは、Couchbaseノードをフェイルオーバーしても、状況は好転しないと判断することができます。もしも、Couchbase周辺の要因やクラスタ内のノードの健全性を確認し、単一のノード障害であると確定できるなら、その管理システムはやっと、管理対象のシステムをフェイルオーバできるでしょう。Couchbaseは、RESTインターフェイスを介してこのモデルを完全にサポートしています。