重大なエラーがCouchbase Serverクラスタで発生したときに、電子メールでアラートを送信することができます。電子メールアラートシステムは、設定されたSMTPサーバに直接メールを送信します。各アラートのメールは、設定された電子メール受信者のリストに送られます。
利用可能な設定は次の通りです。
Enable email alerts
チェックした場合、Available Alertsセクション内で設定された特定のエラーに対して、電子メールでアラートを送信します。
Host
電子メールを送信するために使用するSMTPサーバのホスト名。
Port
SMTPサーバとの通信に使用するTCP / IPポート。デフォルトでは、標準のSMTPポート25です。
Username
電子メールサーバの認証用ユーザ名(電子メール送信でユーザ名とパスワードが必要な場合)。
Password
電子メールサーバの認証用パスワード(電子メール送信でユーザ名とパスワードが必要な場合)。
Sender email
電子メールの送信元として設定されるメールアドレス。このメールアドレスは、指定したSMTPサーバの送信者アドレスとして有効であるものでなければなりません。
Recipients
各アラートメッセージの受信者リスト。スペース、カンマまたはセミコロンで各アドレスを区切って、複数の受信者を指定することができます。
Available alerts
一連のチェックボックスを使用して、送信可能な個々のアラートメッセージを有効にすることができます。サポートされるアラートは以下のとおりです。
Node was auto-failovered
ノードが自動フェイルオーバされた場合
Maximum number of auto-failovered nodes was reached
有効なスペアノードの最大数に達した場合。自動フェイルオーバーシステムは、自動フェールオーバーを停止します。
Node wasn't auto-failovered as other nodes are down at the same time
他のノードも同時にダウンし、自動フェイルオーバが行われなかった場合。現在のクラスタ内にスペアノードがない場合、自動フェールオーバーは行われません。
Node wasn't auto-failovered as the cluster was too small (less than 3 nodes)
3ノード以下で、自動フェイルオーバーをサポートすることはできません。
自動フェイルオーバーの詳細については、「自動フェイルオーバー」を参照してください。