ユーザのセッション情報は、ドキュメントIDを"user:USERID"のように名前付けして、簡単にCouchbaseに格納できます。Couchbaseの有効期限付きアイテムの機能はCouchbaseが自動的に古いセッションを削除するのに利用できます。(注:有効期限のアルゴリズムは怠け者で、アイテムが再度取得された場合にタイムスタンプをチェックし、期限が切れていた場合は削除されます)
同時並列のWeb要求時に一方のユーザデータが消失することを防ぐために、通常のSET操作に加えて、CAS識別子を利用できます。
また、Ruby on RailsやPHP、そしてPythonなどのさまざまなWebフレームワークはMemcachedプロトコルを利用してセッションデータを保存する仕組みをサポートしています。これらは、Couchbaseにも対応しています。