ゲームの状態、プロパティの状態、タイムライン、会話やチャットなどもCouchbase上でモデル化できます。Couchbaseの非同期永続化アルゴリズムは地球上で最も大規模なソーシャルゲームの開発やデプロイをサポートするために設計されています。特に、ソーシャルゲームの激しい読込み+書込みストレージアクセスパターン(ほぼ全てのユーザの操作がゲームの状態を更新するような)がCouchbaseによりサービスされています。ディスクストレージへの更新をキューイングして非同期に処理し、さらにキュー内では最新の更新のみにまとめる工夫が施されています。例えば、あるプレイヤーが5秒間に10回のゲーム状態更新を行うとします(例えば、5秒間に10本の花を植えるなど)。これはCouchbaseによってキューイングされ、自動的に1つのディスク更新のみになります。また、Couchbaseはアイテムが頻繁に更新されるような状況でも(ユーザがクリックを繰り返すなど)、更新されたアイテムのディスク書込みを強制的に行うこともできます。加えて、プレイヤーのゲーム状態はメモリ上のCouchbaseのワーキングセット内にある限り、瞬時に参照可能です。