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Couchbase Server 1.8 マニュアル
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Parent Section
2 Couchbase Server入門
Chapter Sections
2.1 準備
2.2 Couchbase Serverのインストール
2.3 Couchbase Serverの1.8へのアップグレード
2.4 Couchbase Serverの設定
2.5 Couchbase Serverのテスト
2.6 次のステップ
Chapters
はじめに
1 Couchbase Serverの紹介
2 Couchbase Server入門
3 クラスタ管理の基本
4 ベストプラクティス
5 管理タスク
6 Couchbase管理Webコンソール
7 Couchbaseコマンドラインインタフェース
8 Couchbase 管理 REST API
9 Couchbaseを使用した開発
10 Couchbaseクライアントの開発
11 Couchbaseのアーキテクチャ
12 Couchbaseの監視
13 トラブルシューティング
A FAQ
B Couchbase Serverのアンインストール
C Licenses
2.3. Couchbase Serverの1.8へのアップグレード
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2.3. Couchbase Serverの1.8へのアップグレード

2.3.1. アップグレードオプションの設定
2.3.2. cbupgradeの手動実行

注記

インプレイス（クラスタ全体を一度に行う）および、ローリング（クラスタ内のノードを徐々に行う）アップグレードはバージョン1.7.xからのみサポートしています。MemBaseServer 1.6以前の場合は、まずMemBaseServer 1.7にアップグレードしてください。

インプレイスアップグレード.  MemBaseServerサービスをシャットダウンする前に、ディスク書き込みキューが完全に空になったことを確認することが重要です。「ディスク書込みキュー」 これにより、すべてのデータがディスクに永続化され、アップグレード後に利用できるよう保証されます。 Couchbase Serverを利用するアプリケーションを停止し、アップグレード前にキューを空にすることが最良の方法です。

どのようなアップグレードを行う場合でもその前にバックアップを取ることはベストプラクティスです。こちらを参照してください。「Couchbaseでのバックアップとリストア」

アップグレードの手順

  1. couchbase-serveredition_and_arch _1.8.0をダウンロードして、クラスタ内のすべてのノードにコピーします。

  2. Membaseクラスタにリクエストが送信されないようにアプリケーションを停止させて下さい。

  3. ディスク書き込みキューのサイズがゼロ（すべてのデータがディスクに永続化されている）になっていることを確認します。

  4. 以下の作業を、個々のノードで行います（複数同時に実行可能です）。

    1. mbbackupを使用して、各ノードのデータをバックアップします。

    2. 各ノードの構成ファイルをバックアップします。 アップグレードスクリプトは構成ファイルとデータファイルのバックアップを実行します。しかし、以下の場所にあるファイルを手動でバックアップすることをベストプラクティスとして推奨します。

      • 1.7.0 Linux 

        /opt/membase/var/lib/membase/config/config.dat

      • 1.7.0 Windows 

        C:\Program Files\Membase\Server\Config\config.dat

      重要

      /etc/opt/membaseディレクトリ内に複数のバージョンのサブディレクトリがある場合はまず、最新のバージョンだけが残るようにその他のディレクトリをクリーンアップして下さい。

  5. Linuxでのアップグレードプロセス

    Linuxパッケージマネージャはすでにmembase-serverがインストールされている場合couchbase-serverをインストールしません。

    • Red Hat/ CentOS

      1. 既存のmembase-serverパッケージをアンインストールします - これは、ユーザのdbのデータとその構成のコピーを保持します。

      2. アップグレードを行う特別な環境変数フラグを用いて、Couchbaseサーバ1.8をインストールします。 指定する環境変数はINSTALL_UPGRADE_CONFIG_DIRです。 

        INSTALL_UPGRADE_CONFIG_DIR=/opt/membase/var/lib/membase/config rpm -i \



                  couchbase-server-edition_and_arch_1.8.0.rpm

    • Ubuntu

      1. 既存のmembase-serverパッケージをアンインストールします - これは、ユーザのdbのデータとその構成のコピーを保持します。

      2. アップグレードを行う特別な環境変数フラグを用いて、Couchbaseサーバ1.8をインストールします。 指定する環境変数はINSTALL_UPGRADE_CONFIG_DIRです。 

        INSTALL_UPGRADE_CONFIG_DIR=/opt/membase/var/lib/membase/config dpkg -i \



    couchbase-server-edition_and_arch_1.8.0.deb

    • Windowsアップグレードプロセス

      Windowsインストーラは、Couchbase Server内のMembase Serverがインストールされたのと同じ場所に、現行のmembase serverのインストールをアップグレードします。 membase serverをデフォルトの場所（ C:\Program Files\Membase\Server）にインストールしている場合、Couchbase Serverインストーラは、同じ場所に新しいファイルをコピーします。 アップグレードプロセスが完了したら、membaseサーバーに代わって、デスクトップやスタート->プログラムに Couchbase Server のアイコンが表示されます。

全てのノードでアップグレードと再起動が完了したら、以下の手順に従って、アプリケーションを起動状態にする「ウォームアップ」の進捗状況をモニタできます。

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2.2.4. Mac OS Xへのインストール ホーム 2.3.1. アップグレードオプションの設定
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