クラスタの動作と、どのように実行されているかを理解するために、Couchbase Serverは、統計や監視情報の完全なセットを搭載しています。統計は、管理インタフェースのすべてを通して提供されています。Web管理コンソール内では、統計の完全な一式が提供され、それには、ビルトインのリアルタイムグラフ描画とパフォーマンスのデータが含まれています。
統計情報はいくつかのグループに分けられ、クラスタごとに、システムの状態およびパフォーマンス情報を確認できます。
ノードごとの統計
ノードの統計情報は、各サーバーのCPU、RAMおよびI / O数、およびクラスタ全体の情報を表示します。この情報は、単一のサーバー上のパフォーマンスと負荷の問題を識別しやすくするために使用することができます。
vBucketごとの統計
vBucketの統計情報は、クラスタ内に格納されているvBucketsについて、利用状況とパフォーマンス値を表示します。これらの数値は、再構成するバケットをする必要があるか、パフォーマンスを向上させるためにサーバを追加する必要があるかどうかを判断するのに役立ちます。
ディスクのキューごとの統計
これらの統計は、ディスクとレプリカ間で情報を読み書きするために使用されるキューをモニタします。この情報は、ディスクの負荷を軽減するために、クラスタを拡張するかどうかを決定するのに役立ちます。
TAPキューごとの統計
TAPインタフェースは、データベースへの変更や更新をモニタするために使用されます。TAPは、Couchbaseノード間のレプリケーションを提供するためにCouchbaseによって内部で使用されるだけでなく、変更を通知するためにクライアントでも使用されます。
ほぼ全ての統計において、バケットのRAMおよびディスク使用量を全体的にモニタするためのクラスタ単位、単一マシン内の問題を特定するためのサーバ単位のいずれも閲覧可能となっています。