自動コンパクションの正確な断片化とスケジューリングの設定は、データベースの性能とコンパクションの性能が要件を満たしているかどうかを確認し、慎重に選択するべきです。
次の点を考慮すべきでしょう:
データベースをコンパクションするのにどのくらい時間がかかるかを判断するためコンパクション処理を監視すべきです。これは自動コンパクションの実行を最適な時間帯にスケジュールするのに役立ちます。
コンパクションはデータベースのディスク使用量に影響しますが、パフォーマンスに影響を与えるべきではありません。小規模なデータベースでの頻繁なコンパクションの実行は問題を引き起こす見込みはありませんが、大規模なデータベースでの頻繁なコンパクションは性能とディスク使用量に影響を与える可能性があります。
コンパクションはいつでも終了することができます。これは、指定したTime Periodにコンパクションをスケジュールして、その後でコンパクションでさらにリソースが必要となった場合、コンパクションを終了し、別のオフピーク時に再開することができるということを意味します。
コンパクションは停止、再開ができるので、間接的に増分コンパクションが可能となります。たとえば、1時間コンパクションした時点でコンパクションを中断するよう設定し、そのコンパクションの完了に4時間必要な場合、コンパクションは4日間にわたり増分で実行されます。
自動コンパクションしたいCouchbaseバケットが非常にたくさんある場合、各バケットのコンパクションがそれぞれ違うTime Periodで実行されるように、各バケットの自動コンパクションのTime Periodが重ならないようにスケジュールしたほうがよいでしょう。