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3 クラスタ管理の基本
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3.1. Couchbaseデータファイルの操作

デフォルトでは、Couchbaseは次のパスの下にデータファイルを保存します。

プラットフォームディレクトリ
Linux /opt/couchbase/var/lib/couchbase/data/
Windows C:\Program Files\couchbase\server\var\lib\couchbase\data
Mac OS X ~/Library/Application Support/Couchbase/var/lig/couchbase/data

このパスはセットアップ時のWeb UIのセットアップウィザード、REST API、Couchbase CLIにより各ノード毎に変更可能です。

警告

すでにクラスタの一部であるノードのデータパスを変更すると、保存されているデータは完全に削除されます。

Linux:

shell> couchbase-cli node-init -c node_IP:8091 \
    --node-init-data-path=new_path \
    -u user -p password

Windows:

shell> couchbase-cli node-init -c \
    node_IP:8091 --node-init-data-path=new_path \
    -u user -p password

注記

コマンドラインツールでは、個別にデータファイルとインデックスファイルのパス設定を変更することはできません。 個別にデータファイルとインデックスファイルのパスを設定する必要がある場合は、REST APIを使用してください。「ノードのディスクとインデックスのパスの構成」

Couchbase Server 2.0では、一度ノードまたはクラスタがセットアップされてデータを格納してしまうと、パスを変更することはできません。以下の手順に従ってから、ノードをクラスタから切り離す必要があります。

  1. REST APIまたはCouchbase CLI(上記のコマンド)を使用して、実行中のノードのパスを変更します。この変更は、ノードを再起動するまで実際には反映されません。クラスタからノードを切り離すために、REST APIリクエストを使用する方法の詳細は、「クラスタからのノードの削除」を参照してください。

  2. ノードをシャットダウンします。

  3. 元の場所から新しい場所に、すべてのデータファイルをコピーします。

  4. サービスを再起動し、データの"ウォームアップ"を監視します。