すべてのビューの結果は自動的に、出力されるビューのキーの内容にもとづいてソートされて出力されます。ビューは次のような基本ソート順で指定されたソート形式を使ってソートされます。
null
false
true
Numbers
Text (大文字と小文字が区別され、小文字が最初で、UTF-8の順序)
Arrays (各要素の値に従って、順番に)
Objects (キーの値に従って、キーの順番に)
アルファベット順(A-Z)と数字順(0-9)の両方の自然ソート順に近いソート順がデフォルトです。
照合順序もしくは外国語のサポートはありません。ソートは常にUTF-8の値に基づいた上記のルールに従っています。
descending
オプションを使用して、ソート順の方向(反対、数字順の大きいから小さい順、アルファベット順のZ-A)を反対にすることもできます。trueに設定すると、これはキーで並べたビューの結果の順序を逆にします。
選択はビューの結果のソートの後に行われるため、降順でソートされるように構成して、キーの範囲を使用して情報の選択を行う場合、startkey
とendkey
パラメータを反対にしなければなりません。たとえば、開始キーに'tomato'、終了キーに'zucchini'として、成分表を問い合わせる場合、例は:
?startkey="tomato"&endkey="zucchini"
最初のキー'tomato'に一致したときに情報を返し始めて、最後のキー'zucchini'に一致したとき終了するよう選択処理は動作します。
リターン順序が逆にされている場合:
?descending=true&startkey="tomato"&endkey="zucchini"
クエリは'tomato'に一致するエントリのみ返します。これは順番が逆になり、'zucchini'が最初にあらわれて、そして結果に'tomato'を含んだときのみ情報を返すからです。
一致するエントリすべてを取得するためには、startkey
とendkey
の値も逆にしなければなりません:
?descending=true&startkey="zucchini"&endkey="tomato"
上記の選択処理は、'zucchini'がキーで識別されたときに結果を生成し始め、'tomato'がキーで識別されたときに結果を返すのを停止します。
ビューの出力と選択は大文字と小文字を区別します。 キー'Apple'を指定すると、'apple'や'APPLE'など大文字小文字が異なるものは返しません。 ビューの出力とクエリの入力をすべて小文字もしくは大文字に正規化すると、大文字小文字の違いを排除でき、処理を簡素にできます。