この議論におけるクラウドは、非常に一般的なクラウドベースの環境であるAmazonのEC2を指します。しかし、同じ考慮事項がEC2のように動作するあらゆる環境（例えば、プライベートクラウド）に適用されます。ソフトウェア自体の面では、我々（およびすでにプロダクション環境でCouchbaseを展開している私たちの最大の顧客の一部）はEC2内で広範囲にわたるテストを実施しました。このため、様々時として予測不可能な性質を持つこの環境特有の様々なバグに遭遇し、解決してきました。

単なるソフトウェアパッケージであるため、Couchbase Serverのクラウドへのデプロイは非常に簡単です。ソフトウェアの観点からは、ベアメタルでも仮想化されたオペレーティングシステムにインストールすることにも違いはありません。一方、クラウドでの管理やデプロイの特性は、Couchbaseを使う最良の方法についての議論において独立して然るべきです。

Amazon内でのデプロイを支援するために、いくつかのRightScaleのテンプレートを作成しました。とても簡単に無料のRightScaleアカウントにサインアップして試すことができます。テンプレートはEC2での利用を成功させるために必要になる特別な設定のほぼ全てを処理します。RightScaleのとの直接的な統合によって、自動スケーリングおよびプリパッケージ化されたデプロイメントの周りでかなりクールなことができるようになっています。RightScale上のCouchbaseテンプレートはこちらを参照してください。

また、RightScaleとは独立してEC2で使用するAMIを作成しました。これらを使用するときは、特定の複雑さに自分で対応する必要があります。Amazon EC2のポータルから"couchbase"を検索することで、このAMIを見つけることができます。

クラウド内に展開する際の考慮事項は、次のとおりです。