Couchbase Serverクラスタを設計する際の主な考慮事項は以下のとおりです。
いくつノードが必要か?
ノードの性能(RAM、CPU、ディスクスペース)はどの程度必要か?
最初の質問に答えるためには、以下のさまざまな要因を考慮する必要があります。
RAM
ディスクのスループットとサイジング
ネットワーク帯域幅
データの分散と安全性
これらの要因がサイジングの決め手となりますが、Couchbase Serverのインメモリである性質により、通常ではRAMが最も重要な要因となります。どの要因を優先するかはデータセットと保存する情報に依存します。
もし非常に小さいデータセットで非常に高負荷な状況であれば、RAMよりもネットワーク帯域幅が重要になります。
非常に書込みが多い場合、それら全てのデータを永続化するディスクスループットを確保するため、より多くのノードが必要になります(そして書込み要求をバッファするために十分なRAMも必要になります)。
非常に小さなデータセットで低負荷だとしても、適切な分散と安全のためには3つのノードが必要になります。
Couchbase Serverではクラスタ内のノード数を増やすことで、クラスタの容量(RAM、ディスク、CPU、ネットワーク)を増加することができます。クラスタのサイズを増やせば、各上限値が直線的に増加します。