リバランス操作は、Couchbase、memcached
両方のバケットに対して実行されますが、両者間の性質が違うためオペーレーションにも違いがあります。
Couchbaseのバケットの場合:
データは、新しい構成に一致するように、クラスタ内のすべてのノード間でリバランスされます。
各vBucketが正常に移動されるように更新後のvBucketマップはクライアントに伝達されます。
データは失われておらず、個々のキーのキャッシングや可用性への変更はありません。
memcachedの
バケットの場合:
新しいノードがクラスタに追加される場合、新しいノードが追加され、memcachedバケットデータを処理するノードのリストに追加されます。
ノードがクラスタから削除される場合、memcachedバケット内のそのノードに格納されたデータは失われ、利用可能ノードのリストからノードが削除されます。
いずれの場合も、バケットデータを処理するノードのリストを自動的に更新し、クライアント・ノードに伝達します。memcachedのバケットは、サーバーの変更に対応するために設計されたケタマのハッシュアルゴリズムを使用しますが、サーバーノードの変化がハッシュをシフトし、リバランス操作が完了した後にいくつかのキーが無効になる場合があります。