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5.7 クラスターの拡張と縮小(リバランス)
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5.7.3. スワップリバランス

スワップリバランスとは、同じ数のノードの追加と削除を一度のオペレーションで実行した時にデータの移動を最適化する自動機能です。スワップリバランスは、削除するノードから追加するノードに直接データを移行することで、リバランスを最適化します。これは、通常、クラスタ全体のデータを移動する標準リバランスよりも効率的です。

スワップリバランスは、以下の場合のみに実行されます。

注記

追加および削除されたノードの数が同一であれば、スワップリバランスが自動的に行われます。スワップリバランスを強制的に実行するための設定や選択する仕組みはありません。スワップリバランスが行われない場合は、代わりに通常のリバランスが行われます。

CouchbaseServerが、リバランスが実行されクラスタに追加するノードと削除するノード数が同じであると認識すると、スワップリバランスがリバランス操作として実行されます。

スワップリバランスが行われるとき、リバランスは次のように動作します:

たとえば、20ノードからなるクラスタがあり、「2つのノード(X,Y)を追加、2つのノードを削除(A,B)」という設定をした場合:

スワップリバランスの利点は次のとおりです:

フェイルオーバー中のクラスタの動作と、スワップリバランス機能によるリバランス操作は、以下の状況下で影響を与えます: