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9.2 ビューの動作
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9.2.1. 有効期限がビューに与える影響

Couchbase Serverが少しいい加減に有効期限を処理すること、つまり有効期限切れのアイテムがすぐに削除されるのではなく、まず削除フラグを付けられるということに注意してください。Couchbase Serverには保守プロセスがあり、これはexpiry pagerと呼ばれ、定期的にすべての情報を確認して、有効期限切れのアイテムを削除します。この保守プロセスは60分ごとに実行されますが、異なる間隔で実行するように変更可能です。Couchbase Serverは次のこのアイテムへのリクエスト時に削除のフラグがついたアイテムをすぐに削除し、サーバはリクエスト処理にアイテムが存在しないと応答します。

ビューからの結果セットには、ディスク上に格納されたビュー関数の要求を満たすアイテムが含まれるでしょう。したがって、ディスクからまだ削除されていない情報はビューへの問い合わせの時に結果セットの一部として表示されてしまいます。

Couchbase ビューを使用すると、計算やデータの集計に利用するため、reduce関数も実行できます。たとえば、オブジェクトのタイプのインスタンスをカウントしたい場合、reduce関数を使用することになります。繰り返しになりますが、アイテムがディスク上にあれば、reduce関数で実行される計算に含まれます。ディスクの永続化のためにこのような動作をするので、ビューの有効期限を処理するためのガイドラインをここで紹介します。

保守プロセスの実行間隔の設定についての詳細は、Couchbase コマンドラインツールのマニュアルCouchbase Server Manual 2.0, Specifying Disk Cleanup Intervalを参照し、そしてexp_pager_stimeのサンプルを参照してください。ビューとビューへの問い合わせのパラメータについての詳細は、Finding Data with Viewsを参照してください。