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9 ビューとインデックス
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9.4. 開発ビューとプロダクションビュー

Couchbaseクラスタの性質と、データセットのサイズにより、データはクラスタにわたって保存されるため、ビューの開発による影響は制限されるべきです。ビューの作成はインデックスを作成するため、インデックスの生成中はサーバの性能を低下させることがあります。しかしながら、ビューはまたアクティブに保存された情報に対して開発、構築される必要もあります。

ビューの生成とテスト、およびプロダクションでのビューの開発の両方をサポートするため、Couchbase Serverは、開発ビューとプロダクションビューという2つの異なるビュータイプをサポートしています。二つのビュータイプは同じように動作しますが、操作において異なる目的と制約があります。

二つの異なるビュータイプは、以下の図に示すビュー開発における典型的なワークフローのために存在します:

図9.7 ビュー — ビュータイプのワークフロー

ビュー — ビュータイプワークフロー

上記の図は次の手順となります:

  1. 開発ビューを作成し、サンプルのビュー出力を確認します。

  2. 目的の結果となるようビュー定義を更新し、ビューが完成するまでこのプロセスを繰り返します。

    この段階で、クライアントアプリケーションからライブラリを利用してビューにアクセスし、ニーズに合うか確認できます。

  3. ビュー定義が完了したら、クラスタ全体のデータセットにビューを適用します。

  4. 開発ビューをプロダクションビューにプッシュします。これは、開発ビューをプロダクションビューに移動し、インデックス名を変更します(インデックスの再作成は必要ありません)。

  5. プロダクションビューの利用を開始します。

個々のビューは、デザインドキュメントの一部として作成されます。各デザインドキュメントは、複数のビューを持つことができ、各Couchbaseのバケットは複数のデザインドキュメントを持つことができます。データに対するさまざまなインデックスを作成する際に、開発用とプロダクション用のビューの両方を保持することができます。

ビューを開発用からプロダクション用に公開する詳細については、「ビューの公開」を参照してください。