このツールはノード毎、バケット毎の操作であることに注意してくださいそれはこの操作を実行する場合、クラスタ内のノードのIPアドレスと名前付きバケットを指定する必要があることを意味します。名前付きバケットを指定しない場合、サーバは指定されたノードに存在する任意のデフォルトバケットに設定を適用します。クラスタ全体に対してこの操作を実行する場合、そのクラスタに存在するすべてのノード/バケットの組み合わせに対してコマンドを実行する必要があります。
以下はcbstats timings
の出力例を示します。
disk_insert (10008 total) 8us - 16us : ( 94.80%)8 ########################################### 16us - 32us : ( 97.70%) 290 # 32us - 64us : ( 98.43%) 73 64us - 128us : ( 99.29%) 86 128us - 256us : ( 99.77%) 48 256us - 512us : ( 99.79%) 2 512us - 1ms : ( 99.91%) 12 1ms - 2ms : ( 99.92%) 1 disk_commit (1 total) 0 - 1s : (100.00%) 1 ############################################################# disk_vbstate_snapshot (2 total) 4s - 8s : (100.00%) 2 ############################################################# get_stats_cmd (1535 total) .... set_vb_cmd (1024 total) 4us - 8us : ( 97.95%) 1003 ######################################################## 8us - 16us : ( 98.83%) 9 ....
最初の統計情報ではdisk_insert
で 8-16μs(8回)、16-32μs(290回)などを取得したことを示しています。
以下はcbstats timings
により提供される戻り値です。このコマンドによって提供される戻り値はデータバケット上で実際に発生した内容に依存します:
bg_load |
ディスクI/Oを待っているバックグラウンドフェッチの数 |
bg_wait |
ディスパッチャキューを待っているバックグラウンドフェッチの数 |
data_age |
ディスクに書き込まれたデータの経過時間 |
disk_commit |
更新バッチ後にコミットを待っている時間 |
disk_del |
ディスクのアイテム削除を待っている時間 |
disk_inser |
ディスクのアイテム格納を待っている時間 |
disk_vbstate_snapshot |
vBucketの状態変更を永続化するために費やした時間 |
disk_update |
ディスクの既存アイテムの更新を待っている時間 |
get_cmd |
GETリクエストの数 |
get_stats_cmd |
get_statsリクエストの数 |
set_vb_cmd |
vbucket set state コマンドの数 |
item_alloc_sizes |
アイテムに割り当てるサイズカウンタ(バイト単位) |
notify_io |
ブロックされた接続を呼び覚ます為の時間 |
set_vb_cmd |
vbucket set state コマンドの数 |
storage_age |
最も最近保存されたアイテムの初回キュー以降の時間 |
tap_mutation |
TAP変更要求に費やした時間 |