このツールはノード毎、バケット毎の操作であることに注意してください。この操作を実行する場合、クラスタ内のノードのIPアドレスと名前付きバケットを指定する必要があることを意味します。名前付きバケットを指定しない場合、サーバは指定されたノードに存在する任意のデフォルトバケットに設定を適用します。クラスタ全体に対してこの操作を実行する場合、そのクラスタに存在する全てのノード/バケットの組み合わせに対して、コマンドを実行する必要があります。
cbstatsを使って、ウォームアップのステータスや有効化の有無などの情報を得ることができます。以下のように、情報をフィルタリングする為に2つの方法で代替可能です。
cbstats hostname:port -b bucket1 -p bucket_password | grep 'warmup' cbstats hostname:port -b bucket1 -p bucket_password raw warmup
ep_warmup_thread | ウォームアップが完了したかどうかを示します。 "running"または "complete"を返します。 |
ep_warmup_state | ウォームアップの現在の進行状況を示します:
|
利用可能なハイレベルなウォームアップの統計情報は以下のとおりです:
名前 | 説明 | 値タイプ |
---|---|---|
ep_warmup_dups | キー重複によるエラー数 | 整数 |
ep_warmup_estimated_key_count | データベース内のキーの推定数 | 整数(DEFAULT = "unknown") |
ep_warmup_estimated_value_count | アクセスログに基づいた読み込みキーデータの推定数 | 整数(DEFAULT = "unknown") |
ep_warmup_keys_time | 永続キーのローディングにより費やされた合計時間 | 整数 |
ep_warmup_min_item_threshold | データ交換が可能になる読み込みキーデータ数 | 整数 |
ep_warmup_min_memory_threshold | データ交換が可能になる充足されたメモリの割合 | 整数 |
ep_warmup_oom | ウォームアップ中のメモリ不足障害の数 | 整数 |
ep_warmup_state | 現在のウォームアップ状態 | 文字列、WarmupStateTableを参照してください。 |
ep_warmup_thread | ウォームアップが実行中かどうか | 文字列( "running" 、 "complete" ) |
ep_warmup_time | データロード(ウォームアップ)により費やした合計時間 | 整数(ミリ秒) |
コマンドにキーワード"warmup"を渡すことで返される追加の低水準な詳細統計情報もあります。例えば:
cbstats hostname:port -p bucketname -b bucket_password raw warmup
追加の低水準統計は以下のとおりです。これらの項目のいくつかは、ウォームアップに関するより高水準の要約統計情報としても利用可能であることに注意してください:
名前 | 説明 | 値のタイプ |
---|---|---|
ep_warmup | ウォームアップが有効かどうか | 文字列("enabled") |
ep_warmup_key_count | どのくらいのキーがロードされたか? | 整数 |
ep_warmup_value_count | どのくらいのキー値(データ)がロードされたか? | 整数 |
ep_warmup_dups | キー重複によるエラー数 | 整数 |
ep_warmup_estimated_key_count | データベース内のキーの推定数 | 整数(DEFAULT = "unknown") |
ep_warmup_estimated_value_count | アクセスログに基づいた読み込みキーデータの推定数 | 整数(DEFAULT = "unknown") |
ep_warmup_keys_time | 永続キーのロードに費やされた合計時間 | 整数 |
ep_warmup_min_item_threshold | データ交換が可能になる読み込みキーデータ数 | 整数 |
ep_warmup_min_memory_threshold | データ交換が可能になる充足されたメモリの割合 | 整数 |
ep_warmup_oom | ウォームアップ中のメモリ不足障害の数 | 整数 |
ep_warmup_state | 現在のウォームアップ状態 | 文字列、WarmupStateTableを参照してください。 |
ep_warmup_thread | ウォームアップは実行中かどうか | 文字列("running"、"complete") |
ep_warmup_time | データロード(ウォームアップ)により費やした合計時間 | 整数(ミリ秒) |