この操作はデータを完全に削除します。
このサービスは確認やリクエストの厳重な確認をしようとしません。これを利用するクライアントアプリケーションはエンドユーザと良く確認してから実行することをお勧めします。
Couchbase Webコンソール内のバケットでのflushEnabled
パラメータの設定、もしくはcbepctl flush_param経由で、各バケットでのフラッシュの機能の制御や制限をすることができます。
Webコンソールでこの設定を変更する方法については、「 データバケットの表示 」を参照してください。 RESTを通じてデータバケットをフラッシュする方法については、「バケットのフラッシュ」を参照してください。
doFlush
操作は、指定したバケットの内容を空にし、すべての保存されているデータを削除します。フラッシュが対象のバケットで有効になっている場合のみ、操作は成功します。リクエストの形式は、POST
HTTP操作を使用したRESTエンドポイントのURLになります:
http://localhost:8091/pools/default/buckets/default/controller/doFlush
たとえば、curlを使用して:
shell> curl -X POST 'http://Administrator:Password@localhost:8091/pools/default/buckets/default/controller/doFlush'
同等のHTTPプロトコルのリクエスト:
POST /pools/default/buckets/default/controller/doFlush Host: localhost:8091 Authorization: Basic xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
パラメータおよびペイロードデータは無視されますが、システムの安全が確保されている場合、リクエストは認証ヘッダを含む必要があります。
フラッシュが指定されたバケットで無効である場合は、400のステータスの応答がバケットのステータスと一緒に返されます:
{"_":"Flush is disabled for the bucket"}
フラッシュが成功した場合、HTTPレスポンスコードは、200
です:
HTTP/1.1 200 OK
フラッシュリクエストはバケット内のデータをデータベースから削除するという重いディスク上の動作となります。 データの削除が正常に終了するまで高いディスク利用率によりサーバの性能に悪影響を与えます。
また、フラッシュリクエストはXDCRレプリケーションの構成をまたいで転送することができない、つまりリモートのバケットはフラッシュされないことに注意してください。
URIが無効の場合や、システム内のアクティブなバケットと対応していない場合、Couchbase Serverは、HTTP 404 レスポンスを返します。
404 Not Found
REST API(「バケットパラメータの変更」を参照してください)、または管理コンソール(「データバケットの作成と編集」を参照してください)を介して、個々のバケットプロパティを構成することにより、バケットのフラッシュを有効にするかどうかを設定することができます。