Couchbase Serverは、エラーや、レポートすべき問題のレベルや深刻度を生成するなどのシステムのコンポーネントにより多くの様々なログファイルを作成します。 プラットフォームごとに異なるファイルパスのリストについては、表11.2「ログファイルの場所」を参照してください。
個々のログファイルは、各々の新しいログにインクリメント番号の接尾辞で、ログごとに最大20ファイルまで、自動的に番号がつけられます。個々のログファイルのサイズは、デフォルトでは10MBに制限されています。
表11.3「ログファイルの場所」には、ログ出力ディレクトリに作成される様々なログファイルのリストとその内容が含まれています。
表11.3 ログファイルの場所
ファイル | ログの内容 |
---|---|
couchdb
| ビュー、インデックスをサポートするCouchDBのサブシステムに関連するエラー、および関連するREST APIの問題 |
debug
|
couchdb 、xdcr とstats のログに含まれている情報を除く、コアサーバ管理サブシステムに関連するdebugレベルのエラー・メッセージ。
|
info
|
couchdb 、xdcr とstats のログに含まれている情報を除く、コアサーバ管理サブシステムに関連するinfoレベルのエラー・メッセージ。
|
error
| xdcr を除く、すべてのサブシステムのerrorレベルのメッセージ。 |
xcdr_error
| XDCR関連のエラーメッセージ。 |
xdcr
| XSCR関連の情報メッセージ。 |
mapreduce_errors
| JavaScriptとその他のビュー処理エラーがこのファイルに報告されています。 |
views
| ビューシステムとコアサーバサブシステム間の連携に関連するエラー。 |
stats
| コアの統計情報の定期的なレポートが含まれています。 |
memcached.log
| vBucket、レプリカ、そしてリバランスデータストリームリクエストを含むコアmemcacheのコンポーネントに関する情報が含まれています。 |
各ログファイルグループは、.idx
と.siz
ファイルも含んでおり、これらはログファイルグループに関するメタ情報を保持しています。これらのファイルは自動的にログ出力システムによって更新されます。