ノード障害の原因となった問題を識別し、解決した場合、フェイルオーバしたノードを追加し、クラスタに戻すことができます。Couchbase Serverがフェイルオーバとしてノードをマークした後でも、そのノードのディスク上にデータは残っています。フェイルオーバノードはもはやクラスタの残りと同期されませんが、これはノードが今後データリクエストを処理せず、レプリケーションデータを受け取らないということを意味します。
フェイルオーバノードを追加してクラスタに戻したとき、クラスタは新しいノードであるかのようにそのノードを扱います。クラスタにノードを追加した後は、リバランスが必要です。リバランスを実行するとき、そのノードのディスク上に保存されているデータは削除されます。
クラスタへの再参加前のデータファイルのコピーまたは削除
したがって、フェイルオーバノードを追加しクラスタに戻す前に、永続化されたデータファイルを移動または削除することをお勧めします。ファイルを保持したい場合、別のディスクまたはEBSボリュームなどの別の場所にファイルをコピーまたは移動することができます。ノードを追加してクラスタに戻し、リバランスするとき、データファイルが削除され、再作成、再配置されます。
クラスタへのノード追加と、リバランスについての詳細は、「リバランスの実行」を参照してください。