深刻なハードウェアやインストールの失敗で情報が失われないことを保証するために、クラスタ運用中は定期的にバックアップを行ってください。
バックアップを実行するためにはいくつかの方法があります。
cbbackupの使用
cbbackupコマンドでは、ひとつのノード、ひとつのバケットもしくはクラスタ全体を、同じもしくは別のクラスタやバケットにデータを復元するための柔軟なバックアップ構造に、バックアップすることができます。すべてのバックアップは、実行中のクラスタまたはノード上で実行することができます。cbbackupを使用することは、最も柔軟かつ推奨されるバックアップツールとなります。
詳細については、「cbbackupを使用したバックアップ」を参照して下さい。
リストアするには、cbrestoreコマンドを使用する必要があります。
ファイルのコピーの使用
実行中もしくはオフラインのクラスタを各ノード上のファイルをコピーすることによってバックアップすることができます。この方法では、同じ構成のクラスタにのみ復元することができます。
詳細については、「ファイルのコピーを使用したバックアップ」を参照して下さい。
リストアするには、ファイルのコピーの方法を使用する必要があります。
リストアプロセスとオプションの詳細については、「cbrestoreを使用したリストア」を参照してください。
データの不整合を最小限にするためにクラスタ全体をバックアップおよびリストアすることは最も有効な手段です。Couchbaseは、常にアイテム単位で整合性を持っていますが、クラスタ全体の整合性や順序どおりの永続性を保証するものではありません。