Mac OS X上でCouchbase Serverは開発目的でのみ利用できます。
Mac OS Xへのインストールは、Applications
フォルダ、または任意の他の場所へコピーすることができるスタンドアロンのアプリケーションを含むZipファイルを使用しています。インストール場所はCouchbaseのデータファイルの場所には影響しません。
Mac OS Xの制限により、Mac OS Xの実装は、他のオペレーティングシステムと互換性がありません。 同じクラスタ内にオペレーティング・システムを混在させたり、またはMac OS XとWindowsまたはLinuxクラスタとのXDCRを構成することはできません。
Mac OS Xクラスタと別のプラットフォームで構成されたクラスタ間でデータを移動する必要がある場合は、cbbackup と cbrestore コマンドを使用して下さい。 詳細については、「Mac OS Xと他のプラットフォーム間のバックアップおよびリストア」を参照して下さい。
インストール手順:
Mac OS X用のZipファイルをダウンロード。
ダウンロードしたZipのインストールファイルをダブルクリックして解凍します。これは、単一のファイル、Couchbase.app
アプリケーションを作成します。
アプリケーション
フォルダ等のインストールフォルダへCouchbase.appを
ドラッグアンドドロップします。
初めてCouchbase.appを開いた場合、別のディレクトリにCouchbaseのコマンドラインツールをインストールするかどうかを尋ねられます。これは、選択したディレクトリにコアコマンドラインツールへのシンボリックリンクを作成します。
アプリケーションが指定した場所にコピーされたら、アプリケーションをダブルクリックして起動します。アプリケーション自体には、ユーザーインターフェイスはありません。その代わりに、Couchbaseのアプリケーションのアイコンが右側のメニューバーに表示されます。アクティブなCouchbaseの設定が存在しない場合は、CouchbaseのWebコンソールから、Couchbase Serverセットアッププロセスを完了させる必要があります。詳細については、「Couchbase Serverの設定 」を参照して下さい。
Couchbaseアプリケーションは、バックグラウンドアプリケーションとして実行されます。メニューバーをクリックすると、図3.1「Mac OS X — メニューバー項目でのCouchbase Server」のように、実行可能な操作の一覧が表示されます。
コマンドラインツールは、Couchbase Serverのアプリケーションディレクトリ内に含まれています。Couchbase Serverインストールディレクトリへ移動し、ターミナルからそれらにアクセスすることができます。デフォルトでは/Applications/Couchbase Server.app/Contents//Resources/couchbase-core/bin/
となります。