REST APIを介してのみ公開されるXDCRの内部設定があります。これらの設定は、レプリケーション動作、パフォーマンス、およびタイミングを変更します。XDCR内部設定を表示するには、例えば:
shell> curl -u Administrator:password1 \ http://10.4.2.4:8091/internalSettings
次のような応答を受け取るでしょう。簡潔にするために、XDCR関連の項目のみを示します:
{ .... "xdcrMaxConcurrentReps":33, "xdcrCheckpointInterval":222, "xdcrWorkerBatchSize":555, "xdcrDocBatchSizeKb":999, "xdcrFailureRestartInterval":44 }
XDCR関連の値の定義は次のとおりです。
(Number) xdcrMaxConcurrentReps: Maximum concurrent replications per bucket, 8 to 256. バケットあたりの同時にレプリケーションできる最大値であり、8から256の間で指定可能です。デフォルトは32です。ノードごとの並列レプリケーションストリーム数を制御します。高性能CPUを搭載したハードウェア上で、クラスタを実行している場合は、レプリケーションの速度を向上させるために、この値を増やすことができます。
(Number) xdcrCheckpointInterval: チェックポイントの間隔であり、60から14400(秒)の間で指定可能です。デフォルトは1800です。
(Number) xdcrWorkerBatchSize: ドキュメントのバッチ数であり、500から10000の間で指定可能です。デフォルトは500です。
(Number) xdcrDocBatchSizeKb: ドキュメントのバッチ容量であり、10から100000(KB)の間で指定可能です。デフォルトは2048(KB)です。
(Number) xdcrFailureRestartInterval: 失敗したXDCRの再起動の間隔であり、1から300(秒)の間で指定可能です。デフォルトは30(秒)です。
XDCRの詳細については、「クロスデータセンターレプリケーション(XDCR)」を参照してください。