クロスデータセンターレプリケーション(XDCR)は自動的にクラスタ間およびデータバケットの間でデータを複製することができます。XDCRに特別に使用可能なCouchbaseのREST APIのためのいくつかの新しいエンドポイントがあります。 XDCRの使用と構成の詳細については、「クロスデータセンターレプリケーション(XDCR)」を参照してください。
XDCRを使用するときは、送信元と宛先のクラスタを指定します。送信元クラスタとは、コピーしたい元となるデータのあるクラスタで、宛先クラスタは、レプリカ・データを格納したいクラスタです。レプリケーションを構成するときは、Couchbaseの管理コンソールを使用して、個々のクラスタの選択肢を指定します。XDCRは、指定したバケット間および、指定したのクラスタ間でデータを複製し、レプリケーションは単方向または双方向のいずれかに構成できます。片方向レプリケーションとは、XDCRが送信元から宛先に複製することを意味し、一方、双方向レプリケーションとは、XDCRが送信元から宛先に複製し、かつ宛先から送信元へも複製することを意味します。XDCRを構成するCouchbaseのWebコンソールの使用方法の詳細については、「クロスデータセンターレプリケーション(XDCR)」を参照してください。