XDCRを使用するときは、送信元と宛先クラスタを確立します。送信元クラスタとは、コピーしたい元となるデータのあるクラスタで、宛先クラスタは、レプリカ・データを格納したいクラスタです。宛先クラスタへの参照を作成するには:
shell> curl -v -u Administrator:password1 10.4.2.4:8091/pools/default/remoteClusters \ -d uuid=9eee38236f3bf28406920213d93981a3 \ -d name=remote1 -d hostname=10.4.2.6:8091 -d username=Administrator -d password=password2
送信元クラスタと、資格情報、宛先クラスタのUUIDを含む情報を提供します。次のサンプルのようにリクエストを生成します:
POST /pools/default/remoteClusters HTTP/1.1 Authorization: Basic QWRtaW5pc3RyYXRvcjpwYXNzd29yZA== User-Agent: curl/7.21.4 (universal-apple-darwin11.0) libcurl/7.21.4 OpenSSL/0.9.8r zlib/1.2.5 Host: 10.4.2.4:8091 Accept: */* Content-Length: 114 Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
成功した場合は、Couchbase Serverは、次のようなJSONレスポンスで応答します。
{"name":"remote1","uri":"/pools/default/remoteClusters/remote1", "validateURI":"/pools/default/remoteClusters/remote1?just_validate=1", "hostname":"10.4.2.6:8091", "username":"Administrator", "uuid":"9eee38236f3bf28406920213d93981a3", "deleted":false}
レスポンスに含まれる項目について以下に説明します。
(String) name: XDCRが参照する宛先クラスタの名前
(String) validateURI: 参照しているクラスタの詳細情報を検証するためのURI
(String) hostname: リモートクラスタのホスト名もしくはIPアドレス(とポート)
(String) username: 宛先クラスタの管理者のユーザ名
(String) uuid: 参照しているリモートクラスタのUUID
(Boolean) deleted: 宛先クラスタへの参照が削除されたかどうかを示します
XDCRとCouchbaseのWebコンソールを介して宛先クラスタへの参照を作成する方法の詳細については、「レプリケーションの設定」を参照してください。