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5.10. 設定されたディスクパスの変更

実行しているサーバ上でデータとインデックスファイルを格納しているディスクパスを変更することはできません。ディスクパスを変更するには、ノードをクラスタから削除し、新しいパスで構成し、クラスタに追加し直す必要があります。

最も迅速かつ簡単な方法は、構成済みの正しいディスクパスを持つ新しいノードでプロビジョニングし、次に古いノードを取り出してそこに新しいノードを追加するスワップリバランスを使用することです。詳細については、「スワップリバランス」を参照して下さい。

既存のノードのディスクパスを変更するため、推奨される順序は次のとおりです。

  1. クラスタからディスクパスを変更したいノードを削除します。詳細については、「クラスタからのノードの除去」を参照してください。クラスタの性能が低下しないことを保証するため、新たなノードとスワップリバランスを実行します。(「スワップリバランス」を参照してください)

  2. リバランス操作を実行してください。「リバランスの開始」を参照してください。

  3. REST API(「ノードのディスクとインデックスのパスの構成」参照)を使用するか、コマンドラインを使用するかで、新しいディスクパスを構成してください。(詳細はクラスタの初期化を参照してください。)

    もしくは、新しいノードのWeb UIに接続して、ディスクパスの構成のセットアッププロセスに従ってください。(「Couchbase Serverの設定 」参照)

  4. クラスタにノードを追加しなおしてください。「クラスタへのノードの追加」を参照してください。

上記のプロセスは、クラスタから削除したノード上でのみディスクパスを変更します。複数のノード上のディスクパスを変更するには、各ノードをスワップアウトし、個別にディスクパスを変更する必要があります。