管理WebコンソールのXDCRを使用してレプリケーションを設定できます。
有効なレプリケーションは、設定中のものと、操作中のものです。現在の設定、現在の状態、設定中のレプリケーションそれぞれに対して実行されたレプリケーションプロセスの最新の時間を監視することができます。
XDCRタブを選択し、XDCRのためのリモートクラスタを設定することができます。そのさい、レプリケーションの設定をするときに、宛先クラスタの名前を選択することができます。XDCRを設定すると、宛先クラスタのいずれかのノードのIPアドレスを宛先クラスタの参照先として指定する必要があります。
XDCR経由でレプリケーションを設定する前に、宛先バケットが既に存在することを確認する必要があります。 このバケットが存在しなかった場合、XDCRを通じたレプリケーションは宛先クラスタの一部を見つけることができないでしょう。つまり、送信元バケットからいくつかのデータのみをレプリケーションすることとなり、レプリケーションに時間がかかってしまいます。 完全に宛先に複製された送信元バケットを取得するために、何度かレプリケーションを繰り返す必要があります。
従って、宛先バケットが存在するかを確認してください。 推奨されるアプローチは、バケットから何かキーを読み込んでみることです。 "キーが見つかりません"エラー、またはドキュメントを受け取った場合は、バケットが存在し、クラスタ内のすべてのノードで使用できます。 クラスタ内の任意のノードでCouchbaseのSDKを介して同じ操作を行うことができます。 Couchbase Developer Guide 2.0, Performing Connect, Set and Getを参照してください。
REST APIを介してバケットを作成する方法の詳細については、以下を参照してください「データバケットの作成と編集」 。
レプリケーションは、各クラスタ内の各ノード間で行われます。専用線またはインターネットを介して宛先クラスタと通信している場合は、宛先と送信元のクラスタ内のすべてのノードがポート8091と8092を介して相互に通信できることを確認してください。
単一方向レプリケーション(例えばクラスタAからクラスタBへ向けた)を作成するには:
宛先バケットが、レプリケーションしたいクラスタに存在するかを確認してください。REST APIを用いた場合は、以下のとおりです。
curl -u Admin:password http://ip.for.destination.cluster:8091/pools/default/buckets
宛先クラスタの参照を設定するには、
ボタンをクリックします。このクラスタを識別するための名前、IPアドレス、および任意でリモートクラスタの管理ポート番号を入力するように求められます。宛先クラスタの管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
宛先クラスタへの新しい参照を保存するためにSaveをクリックします。送信元クラスタへのレプリケーションを設定する場合、このクラスタ情報が有効化されます。
新しいXDCRレプリケーションを設定するには、
をクリックします。送信元クラスタから宛先クラスタにあたらしいレプリケーションの設定をするためのパネルが表示されます。Replicate changes from
セクションで、複製するクラスタを選択します。これが送信元バケットとなります。
To
セクションで、宛先クラスタを選択し、宛先クラスタからバケット名を入力します。
レプリケーションプロセスを開始する
ボタンをクリックします。設定しレプリケーションをスタートすると、Webコンソールは現在の状態とレプリケーションのリストをOngoing Replicationsセクションに表示します。
双方向レプリケーションを設定するには
クラスタAで、クラスタAからクラスタBへのレプリケーションを作成します。
クラスタBで、クラスタBからクラスタAへのレプリケーションを作成します。
XDCRのレプリケーションも管理REST APIを使用して設定することができます。詳細については、以下を参照してください「宛先クラスタ参照の取得」 。
内部の設定を変更する方法については、以下を参照してください「内部XDCR設定の表示」 。