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7 管理用コマンドラインインターフェイス
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7.6. cbepctlツール

7.6.1. ディスククリーンアップ間隔の指定
7.6.2. ディスク書込キュー割当量の変更
7.6.3. アクセスログ設定の変更
7.6.4. 追い出し用のしきい値の変更
7.6.5. メモリ不足エラーの為の設定変更
7.6.6. データバケットのフラッシュを有効化
7.6.7. その他のcbepctl flush_param

cbepctlコマンドは、実行中クラスタのRAMとディスクパラメータなどの多くの設定を制御することができます。このツールは、Couchbase Serverノード上でvBucketの状態を制御するためのものです。また、各種設定、メモリ、ディスク永続化の動作を制御する役割があります。このツールは、Couchbase 1.8では別々のツール cbvbucketctlcbflushctlとして提供されていました。

注意

cbepctlを使用したクラスタ設定の変更は、クラスタを再起動すると永続化されません。

Linux /opt/couchbase/bin/cbepctl
Windows C:\Program Files\Couchbase\Server\bin\cbepctl.exe
Mac OS X /Applications/Couchbase Server.app/Contents/Resources/couchbase-core/bin/cbepctl

このツールはノード毎、バケット毎の処理であることに注意してください。この操作を実行する場合、クラスタ内のノードのIPアドレスと名前付きバケットを指定する必要があることを意味します。名前付きバケットを指定しない場合、サーバは指定されたノードに存在する任意のデフォルトのバケットに設定を適用します。クラスタ全体に対してこの操作を実行する場合、そのクラスタに存在するすべてのノード/バケットの組み合わせに対してコマンドを実行する必要があります。

cbepctl host:11210 -b bucket1 -p bucket_password start
cbepctl host:11210 -b bucket1 -p bucket_password stop
cbepctl host:11210 -b bucket1 -p bucket_password set type param value

このコマンドでは、 hostはCouchbaseクラスタかクラスタ上のノードのIPアドレスです。portは常にクラスタ全体の統計に使用される標準ポート11210です。また、名前付きバケットと名前付きバケットのパスワードを入力します。この後は、コマンドオプションおよび認証を提供します。

永続化を管理するために、次のコマンドオプションを使用することができます。

オプション説明
stop 永続化を停止
start 永続化を開始
drain キューが排出されるまで待つ
set checkpoint_paramflush_param、そしてtap_paramを設定します。これは、どのようにいつ永続化が発生するかを変更します。

checkpoint_paramflush_param、とtap_paramを設定するパラメータと組み合わせて、次のコマンドオプションを使用することができます。これらは、Couchbase Serverの永続化の振る舞いを変更します。

checkpoint_paramのコマンドオプションは次のとおりです:

パラメータ説明
chk_max_items チェックポイントで許可されるアイテムの最大数。
chk_period チェックポイント上の限度時間(秒単位)。
inconsistent_slave_chk 下流のマスタがチェックポイント開始/終了メッセージを上流マスタから受け取ることを許可する場合、Trueとする。
item_num_based_new_chk 新しいチェックポイントに基づいて作成することが出来る場合はTrueとする。開いているチェックポイント内のアイテム数。
keep_closed_chks 現メモリ使用量が高水準値以下である限り、メモリ内に閉じたチェックポイントを維持したい場合はTrueとする。
max_checkpoints vBucketのごとに許可されたチェックポイントの最大数。