均等なデータの分散やパフォーマンスのためにクラスタ全体で情報を配布するだけでなく、Couchbaseのクラスタ内のレプリカvBucketsを持つことができます。

ソースである1つのバケットのデータ、レプリカやレプリカvBucketとよばれる宛先にコピーされます。レプリカvBucketが含まれているノードは、 レプリカノードと呼ばれ、オリジナルデータを含むノードはソースノードと呼ばれています。レプリカデータの分布は、データと同じ方法で処理され、レプリカデータの部分は、シングルポイント障害を防止するためにクラスタの周囲に分散されます。

Couchbaseは、レプリカノードにレプリカデータを格納した後、そのデータはレプリカノード上のディスクキューに置かれます。Couchbaseのクラスタ内のデータレプリケーションについての技術的な詳細や設定方法については、「クラスタ内のレプリケーションのハンドリング」を参照してください 。

Couchbase Server 2.0では、2つのCouchbaseクラスタ間でのレプリケーションをすることができます。これは、クロスデータセンターレプリケーション（XDCR）として知られており、ユーザーに近い方のデータセンターからデータを提供したり、災害復旧の場合にデータを提供したりすることができます。XDCRでのクラスタ間のレプリケーションの詳細については、以下を参照してください「クロスデータセンターレプリケーション（XDCR）」 。