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1.2 アーキテクチャと概念
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1.2.13. フェイルオーバー

情報は、レプリカによりクラスタに分散されます。Couchbaseクラスタ内で保持されるべき、Couchbaseバケットのレプリカ(バケットに保存されたデータの完全なコピー)の数は変更できます。そしてレプリカ数はクラスタ内のノード数未満に設定するべきです。

あるサーバで障害(一時的な障害でも管理目的でも)が発生した場合、Couchbaseクラスタ内の使用できなくなったサーバの代わりにレプリカのvBucketを利用する、フェイルオーバーという方法が使えます。

フェイルオーバーはレプリカとして動作していたサーバの接続先情報を処理し、クライアントリクエストとドキュメントをマッピングする内部のテーブルを利用可能なサーバへと更新します。

フェイルオーバーは手動で実行することもできますし、クラスタ内のノードが利用できなくなってから、事前に設定された時間が過ぎると起動する、組込みの自動フェイルオーバーを利用することもできます。

詳細については、「ノードのフェイルオーバ」を参照してください。